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コウモリのお話。
遥か昔。それはもう、人の忘れ去った時代。
鳥と獣とが戦をした。
互いが互いを憎しみあい、鳥は空を舞うことのできない獣を蔑み、獣は地を駆けることのできない鳥を嘲笑った。

輝ける太陽と涼やかな風…その気高さを知らない獣。
獣は空の息吹なくしては生きられない。けれど獣はそれを知らない。
伸びやかな木々たちと巡る川のせせらぎ…その壮大さを知らない鳥。
鳥は地の鼓動なくしては生きられない。けれど獣はそれを知らない。

最初、戦は鳥が圧勝していた。

コウモリは考えた。同族を守るため、少しでも多くの命を救うため、コウモリは鳥の王に言った。
「わたしたちは貴方の味方です。見てください、この羽を。わたしたちは貴方と同じように空を駆けることができるのです。」

しかし、しばらくすると勝利の女神は獣に微笑みかける。

コウモリはまた考えた。同族を苦しめないため、少しでも多くの命を死なせないため、コウモリは獣の王に言った。
「わたしたちは貴方の味方です。見てください、この顔を。わたしたちの顔はネズミと同じです。そしてわたしたちはサルと同じように木にぶらさがることができるのです。」

鳥の王はコウモリの裏切りに大層腹を立て、コウモリを空から追い立てた。二度と真昼の太陽の恩恵にあずかれないよう、コウモリを暗い洞窟へと追いやった。
それを知った獣の王もまた、コウモリの尻の軽さに大層腹をたて、コウモリを地から追い立てた。二度と大地の創造した形ある食物を口にできないよう、呪いをかけた。そして、地に足がつけないようにした。

以降、コウモリは夕闇の中を飛ぶしかできなくなった。
樹液や他の生き物の血を嘗めてしか生きることができなくなった。
暗い洞窟の中、彼らは地に足をつくことなくぶら下がって過ごす。

けれどコウモリはそれを一族の誇りとした。
どの鳥よりも、どの獣よりも、彼らコウモリはその多くが生き延びたから。
これは一度書いてあったものを、間違って削除ってしまったものorz
本当ならばもっともっと早く…10番台のお題で上げるはずだった。

思い出しながら書いてはみたけれど、何かが違う。
もっとこう…鳥の王とコウモリの会話、獣の王とコウモリの会話が入っていたはず。けれど、実際に書いてみていたらどうにも気に食わなかったので、思い切って発言はコウモリだけとした。

この追記にも色々だらだらと書いてあったんだけれど、やっぱりこれも間違って本文を消去してしまった時、一緒に失くした。
故に、何が書いてあったのか覚えていない。
ただ…コウモリを愚かだとは思わないでほしいとか…そういうことが書いてあった気がする。大切な者の為に恥も外聞も、プライドも何もかもを捨て去る勇気はとても尊いものだと思う、とか。

とにかく、復元は諦めた。
…RPGしかり、ブログしかり、もっとこまめにセーブ(記録)しながら着実に駒を進めなければならないと再確認。
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