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ぅ、うぅ…っ嫌…いやっ…!!!
ななな、何アレ!!なにあれー!!!…ガクガクブルブル…カタコトカタコト…ガチガチガタガタ…ッ…((o_o;))

バタフライ?バタフライでしたことよ?お嬢様!
俺の目に狂いがあろうハズもございませんですことよ!あれは間違いなくバタフラーイでしたことよぉ!?ぅわぁぁぁーっ殺されるー!敵襲じゃ敵襲じゃー!おのれ、わしが成敗してくれちゃるー!なんてことができるか阿呆ー!いややー!嫌過ぎるー!!!
ゎぁぁぁぁーっ(((ノ□;)ノシ(マジ泣き)

そうして逃げてまいりました、自部屋へ(まだ泣いてる)
…今さっき、喉が乾いたので紅茶でも淹れようかとふらりと台所へ向かったところ、廊下に世にも恐ろしい化け物を発見しました。
大きな羽を黒々と広げてゆったりくつろぐその化け物…。

間違いようもございません、自分がこの世で一番苦手としているもの…蝶々婦人でございました(よよと泣き崩れ)

この家に住んでもう何年…十何年にもなるけれど、奴を目撃したのは初めてだ。しかも、廊下に。しかも、目の高さに。壁に、とまって!悲鳴を上げなかったのが不思議なくらいだ。
目と鼻の先にとまっている奴がいつ飛び立って襲ってくるかもしれないので、極力音を立てず後ずさりし、更にはある程度離れてから四つんばいで逃亡してきた。腰が抜けそうだった。
…怖かった。

そもそも自分は幼い頃からバタフライが大嫌いだった。
そこに理由なんてなかった。
とにかく嫌いで、図鑑に載っているそれすら触ることも見ることも出来ない。そう、理科や生物の教科書にバタフライの写真などみつけようものなら、テープで閉じるか折り紙を貼り付けるかするくらいに嫌いだった。

…いや、「嫌い」「苦手」という言葉は正しくない。
「怖い」んだ。
物心ついたとき、既にバタフライという存在は自分にとって「おそろしいもの」以外の何ものでもなかった。正直言ってどうしてそんなに怖いのか分からない。眩暈がするほどの恐怖だ。総毛立つ感じだ。
何が理由でこうなったのか、分からない。
きっかけなんて、知るわけがない。

とにかく、それがモンシロであろうと蛾であろうとアゲハであろうと、バタフライの形状をとっているものはことごとく嫌いだ。
バタフタイの形を模した装飾品はおろか、便箋やメモ帳に描かれたコミカルなそれすら気持ちが悪い。
…重症だ。

頼りなく目的なくふわふわひらひらと舞う奴。
触覚を器用に動かして周囲の様子を窺う奴。
毒々しい羽を羽ばたかせくるくる舞う奴。
燐粉を振りまき、長い足をわしゃわしゃと擦り合わせる奴。
燃え盛る炎や殺虫用の青色の電灯向かっていき、ばたばたと死んでゆく奴。
万華鏡の瞳と、様々な模様と色彩に溢れる奴。

それらが自分にもたらすのは、ただの恐怖。

一歩もこの部屋から出られない。
…そっと扉を開けて、そいつの位置を把握してからそっと四つんばいでその場を切り抜けなければならない。掃除機だ。掃除機で吸い取るんだ。…あぁでもひとつ懸念するべき点がある。あの大きさの奴を吸い取れるのだろうか。しくじったら、逆に襲われるかもしれない。…いやでも、奴は夜行性だ。ならば、朝が来るのを待つんだ。そうしたら、奴も自由にはひらひら逃れられないだろう。

絶対に、逃がさない。
家の中にいる以上、いつものように見て見ぬ振りはできない。
必ず、ヤる。
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