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生物界で我が最も愛するもの。
我が愛しの鴉。
そんな、彼の行水を目撃してしまいました(*ノノ)

それはバイト帰り。信号待ちをしていたら、すぐ脇の川に彼のシルエットを発見した。見間違えるはずもない…漆黒の羽が水に濡れてきらきら光っていて、潤んだ瞳がくりくりしていて、思わず自転車から飛び降りた。

その川はとても浅くて、彼が半身を浸してちょうどよいくらい。澄んだ水の中で足を折ってしゃがみこみ、じっとしている彼が本当に気持ち良さそうで、思わず頬が緩んでしまった。
蒸し暑い日差しにうんざりして自分だが、彼のまったりとしている様子に心が奪われ、完全に太陽の暑さを忘れ去った(そこまで…)

自分の鴉に関する観察眼にはまだそれほど自信がないが…彼はまだ、若い鴉とみた。おそらく3歳くらい。分類は都会でよく見かけるハシブトカラスで、わりと体格がよい。
滑空練習のし過ぎなのか友達との喧嘩のし過ぎなのか、広げた羽は結構痛んでいて、彼は嘴でしきりに乱れを整えていた。…お洒落には余念がない。…いや、そりゃあ、整備不良の羽ではより高く遠く美しく飛ぶことはできないわけで、彼が羽の乱れを気にするのは至極当然のことだろう。

信号が何度も色を変え、数え切れないほどの車が通りを過ぎ去っていく。自分はそんなことなどどうでもよくて、自転車を川の脇に停め、柵に肘を突いてじー…っと彼を凝視していた。
まさに穴が空くほどというべきか、あまりじっくり見ていたからだろうか、彼がつと目線を上げてこちらを見た。

「……なぁんて、彼ら鴉が人間なんかを気にしてくれるはずもない、自分って自意識過剰だなぁ…(苦笑)はん、片思いは切ないねぇ(遠い目)」
と思ったのだが、間違いない!!!彼の目は、確実に自分を見ている!!!!見ているー(>△<*三*>△<)!!(大興奮/黙れ)

はい。突如としてにらめっこ大会開始(ぇ)
…だって、ですね?目が合った以上は逸らした方が負けなのですよ。特に野性の世界では、先に目を逸らした方が喰われる運命なのです。
というか、単純に、もしこちらが身動きのひとつでもとろうものなら彼に逃げられてしまうかもしれないと思ったから、全く動けなかったのだけれど。

沈黙のままどのくらい経ったのだろうか、彼のほうがにらめっこに飽きた。…飽きられたー…orz
けど彼は逃げなかった。こちらのことなど、もう完全に眼中にない。とうに絶滅した言い回しを使うと、アウトオブ眼中。まぁ、いいけどね…逃げないということはちょっとは信頼してくれたんだとかポジティブシンキングするし(ぇー)
…ああ、分かっているさ分かっているとも。本当は、彼に相手になんかされてないってことなんて!彼にとったら飛べない愚鈍な人間なんて、しかもただ自分をじっと見つめて嬉々としている人間なんて、何の変哲もない風景と同じ、そこらの電信柱と同じ、ラーメン屋裏の空のポリバケツと同じ、公園に打ち捨てられている壊れたベンチと同じ…もしかしたらそれ以下とも思われていることくらい、知っているさ!(;>△<)ノシ(べしべしっ)

無駄に色々葛藤を続けていたが、あんまり熱心に見つめすぎたせいで彼が居心地悪そうにまたこちらを見た。早く失せろと言われているように感じたので、あえなく撤退することに。
…傍から見たら自分はさぞおかしな人物だったろう…。

それでも貴方を愛してる(狂信者)
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